コンデンサの良否判定、不良の見分け方 / atlas ESR

コンデンサの不良の多くはESRの上昇を伴います。 ESRが高いコンデンサを含む回路は、設計通りの動作をしません。 回路の動作不安定、異常発振、誤動作など発生する場合があります。 外観や静電容量が正常でも、ESRが高いコンデンサは間違いなく不良品と判定できます atlas ESR 活用ガイド

ESR 等価直列抵抗とは

コンデンサの等価回路は下記のCRLを直列接続したものになります
ESRとは, R成分(等価直列抵抗)を指し単位はオーム(Ω)です
C=コンデンサ(キャパシタンス成分)
R=等価直列抵抗=電極、電解液、誘電体等の抵抗の合計=ESR
L=等価直列インダクタンス=リード線、電極等のインダクタンス成分=ESL
理想コンデンサのESRは0Ωです

コンデンサの測定(ESRと静電容量) / atlas ESR

on-test ボタンを押して電源を入れます
待機状態になります。コンデンサを接続すると測定が始まります
測定例 1; コンデンサ単体または基板上のコンデンサの測定値
測定例 2; コンデンサが絶縁不良(漏れ電流が多い)の場合、または基板上のコンデンサを測定した場合、回路によってはこのような表示になります
コンデンサの容量が測定範囲以下、又はコンデンサに接続されていない状態
コンデンサのESR不良による故障事例 1
レギュレータ7805が発振した事例です
写真は7805の出力をスペアナで測定したものです
4MHz付近で発振し、その高調波も観測できます
発振の原因はレギュレータ入力側の電解コンデンサのESR値上昇(7805の熱の影響)、及び出力側直近に0.1μFのセラミックコンデンサのみの部品配置のためです
故障機はCDプレーヤで、ピックアップのRF出力に7805の発振出力が飛び込みEFM復調が不安定になりサーボ不良を起こしていました
コンデンサのESR不良による故障事例 2
安定化電源の発振事例です
回路はトランジスタ1石とツェナーダイオードを使用した基本的な回路です
写真は電源の出力をスペアナで測定したものです
スペアナの画像はスパン400MHzで、65MHz付近を中心に発振しています
発振した回路は、外付けの基板上にありメイン基板から20cm程度の線材で給電されています。外付け基板上の安定化回路には入力側にコンデンサがありません。なぜ入力コンデンサを配置しなかったか不明ですが出力側のコンデンサも経年劣化してESRが高くなれば、単純な回路でも発振するのは当然かと思えます
尚このような状態でも直流出力は所定の電圧を出力していますので、使用回路によっては異常を見過ごしてしまう可能性もあります
atlas ESR 活用ガイド

コンデンサ チェッカ atlas ESR
model ESR60 税込価格 \7,770 送料別
model ESR70 税込価格 \9,870 送料別
オリジナル日本語操作マニュアル付
業務仕様対策済


購入のご案内のページ

Peak Electronic Design Ltd. UK
日本総輸入元 川島オーディオサービス

京都市右京区京北下弓削町狭間谷1-53
コンデンサ チェッカ ESRメータ